利休七則

茶は服のよきように点て、
炭は湯の沸くように置き、
花は野にあるように、
夏は涼しく冬は暖かに、刻限は早めに、
振らずとも雨の用意、相客に心せよ


この教えは、千利休の弟子の一人が「茶の湯で心得ておくべき最も大切なことはなんでしょうか」と利休に尋ねたことに答えたものです。

ところが、その答えが当たり前すぎたので「そんなことは誰もが知っています」と不服そうに言いますと、利休は「私が言ったことにかなう茶ができたなら、あなたの弟子になりましょう。」と論しました。

その話を聞いた利休の参禅の師匠である笑嶺宗訴（しょうれいそうきん）は、利休の答えに賛同して、昔の中国の高僧が仏教の極意を尋ねられ、「すべての悪は行わず、すべての善は行いなさい」と答えた故事と同じと評されました。


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奥が深いよね。
誰にでも分かってることなんだけど、
いざ実行しようとするととっても難しい。

普段から平易なことであっても、実行するよう心がけることが大事です

茶道のもてなしの精神、とってもすきでつ